豊かで健康な生活を送るために奥歯でよく噛むが大事な理由 (2014.10.27)

 舌には味を感じる味蕾があります。その数は個人差がありますが、45才頃から減少し、65才以上になると半分から3分の1ぐらいになり味を感じにくくなります。甘みを感じる舌の先の味蕾は表面にありますが塩味や苦みを感じる味蕾は舌の奥の方にあり味蕾も舌の中の方にあります。奥歯がなくなると、噛めなくなり味が感じられなくなります。塩味を感じられなくなると味の濃い物を食べるようになり高血圧の原因になります。また、苦味を感じられないと体にとって害のあるもの異物や毒や細菌を感じにくくなります。奥歯がないことが、体の健康を損ねるのです。奥歯の近くには耳下腺という一番唾液の出る場所もあり奥歯でよく噛むことで唾液もたくさん出るようになります。唾液が少なくなると細菌や金属の味が苦いと感じだす味覚障害を起こすこともあります。奥歯は健康で楽しく暮らすために、もっとも大事なものです。歯科では無くした歯もインプラントという方法で歯が甦ります。一度、ご相談下さい。

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