唾液からガンの早期発見ができる時代(2014.10.28)

 NHKのプロの流儀で熊谷先生が患者さんの唾液の中の細菌を調べて、虫歯予防に役立てていました。それと平行して、熊谷先生は唾液からがんの早期発見をする方法も研究しています。生物は必ず代謝産物を生み出します。生体内に存在する代謝産物を解析する方法をメタボローム解析です。口のがんや膵臓がんなど、早期の発見ができるそうです。唾液だと簡単に採取が出来る事が利点です。唾液から虫歯予防だけでなく　がんの早期発見ができます。また、抗ガン剤治療の効果でてるのか、どうかもこの検査でみることができます。まだまだ費用もかかり一般的では無いですが、唾液で病気のなりやすさが分かる時代、科学技術は病気を治すことから、病気を予防することに大きくシフトしてきています。病気は遺伝と環境が作用します、遺伝的なリスクが分かれば、良い環境を作る動機付けになります。病気は遺伝と環境が作用します、遺伝的なリスクが分かれば、良い環境を作る動機付けになります。