骨そしょう症薬と歯の治療の危険な関係(2015.2.1)

 日本で1300万人いる骨そしょう症、骨そしょう症の薬でビスフォスフォネート剤(BP剤)があります。この薬を注射している期間や飲んでいる期間に歯を抜くと顎の骨が腐ることがあります。可能性は注射で1%、飲み薬で0.01%です。症状は強い、痛みや腫れが起こり、腐った骨をとる手術が必要になる事もあります。歯を抜く前には、この薬を3ヶ月やめる事が推奨されています。外科処置以外は、起こることはないと言われていますがBP剤をはじめる前には、歯科で検診を受け、悪い歯の治療を十分に行う必要があります。顎の骨が腐る場合は口の中が不潔な方に起こりやすく、日頃から自分での清掃と歯医者での歯の清掃とチェックが重要です。

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