親知らずは、抜くべきか?(2015.2.4)

 親知らずは18才ぐらいで生えてきますが、あごが大きくなり生える余裕がなければきちんと、生えてきません。その結果、歯が押されて前歯がいがんできたり、親知らずの周りに細菌が繁殖し痛みや腫れが出てきます。親知らずは、生えてきたとしても手入れがしにくく歯のトラブルの要因となります。生え方や大きさにより歯を抜く時間や後の腫れや痛みの程度は、違います。 特に下の親知らずは、下歯槽神経に近い場合があり、歯を抜いた後、下の唇にしびれが残る可能性があります。いずれにしても、詳しく検査を行った上で親知らずを抜くことが重要です。今は口腔外科では、全身麻酔で一度の複数の親知らずを抜いてくれる所もあります。問題のある親知らずを残すメリットはありません、痛みや腫れは一時的なもの、抜いたらすっきりすると思います。

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