虫歯は痛くない?30代からの悪性虫歯にご用心(2015.2.15)

 NHKの「ためしてガッテン」で「大人の悪性の虫歯」が紹介されました。街中で歯に自信がある人の8人中6人に虫歯が見つかりました。みんな自覚症状がないのでびっくりしていました。子供の頃は、歯が柔らかく歯の表面が溶けて穴があくので自分で分かりますが、大人の歯の表面は硬いので表面の穴は小さく中で広がっていきます。また、ゆっくり進行していくので自覚症状がほとんどありません。これが「大人の悪性の虫歯」です。歯科医院では疑いがあれば、レントゲンをとり診断します。虫歯が進行すると神経に炎症が起こり痛みが出ます。(これを歯髄炎といいます)。歯髄炎を起こすと神経をとる治療が必要になります。こうなると精神的、肉体的苦痛と時間とお金がかります。番組では半年に一度の検診を推奨しています。検診を受けて虫歯が進行しない生活を送ることが賢い生活です。今まで神経をとったり、歯を失ったことのある人は、特に予防検診をオススメします。

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