たばこを減らすことが歯周病治療の序章です(2015.2.26)

 自分の歯を失いたくなければ たばこと接する時間を減らして下さい。歯周病は、歯の周りの歯周ポケット内の細菌によって悪化します。深い歯周ポケットには、酸素なしで生きていける細菌(嫌気性菌)が生息しています。たばこの一酸化炭素は末梢の酸素を奪い、歯周ポケット内の細菌を増殖させます。嫌気性菌は歯ぐきを傷だらけにして、その傷から体の内部に侵入します。たばこのニコチンは血管を細くし血流を少なくし、傷の治りを悪くします。歯が無くてもたばこは、吸えますが、食べることができなくなるし、話すことにも障害がでます。もちもん、見た目も悪くなります。たばこを吸って良いことは、皆無です。まずは、本数を減らすことからスタートして下さい。

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