かぶせの耐用年数と平均使用年数(2015.3.3)

 耐用年数とは、材料そのものの劣化が起こるまでの年数で、平均使用年数は何らかのトラブルが出てくるまでの平均年数です。かぶせでいうと耐用年数は2-5年、平均使用年数は7年ぐらいと言われています。かぶせは大丈夫でも歯自体が、ダメになる場合があります。虫歯、歯周病、噛み合わせのアンバランスが主な要因です。これらの要因がなく、劣化の少ない材料を使ってかぶせをすれば、使用年数は伸びてきます。そのためには、かぶせの材料も大事ですが、かぶせを入れた後のメインテナンスが重要です。 かぶせは、やりかえが出来ますが、病気で失った歯を創ることは出来ません。定期的なメインテナンスを受けていない人は80才になった時、9本多く歯を無くしているという調査があります。同じ材料を使ってもかぶせに早く問題が出てくる人は、要注意です。歯を失わないために、毎日自分で歯垢を除去し、3-4ヶ月に一度のメインテナンスを受けましょう。

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