かぶせ(補綴ーほてつ)の目的は、機能の回復と色調の再現です(2015.3.4)

 虫歯治療で歯に かぶせを入れる事が、あります。かぶせを入れる目的は機能の回復と色調の再現です。機能とは、咀嚼・嚥下・発語です。痛みをとるだけでなく機能を向上させ、他の歯と調和する色調を回復させることです。かぶせがすり減っていたり、隙間ができていたら機能が低下しているので、かぶせのやりかえの対象になります。かぶせをそのままにしていると、奥歯で食べ物をうまくすりつぶす事ができなくなり、内臓に負担をかけたり、噛み合わせや顎の関節に悪影響を与えます。靴も毎日はいていれば、すり減ってきます。セラミックや貴金属以外は口の中で腐食が起こってきます。合金は、とけて金属アレルギーの原因にもなります。なんでもおいしく食べられる美しいかぶせを手に入れることができれば、充実した食生活を維持することができます。

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