歯がしみる人は歯ブラシと食いしばりに注意(2015.3.5)

 歯がしみる知覚過敏はエナメル質に覆われていた象牙質が露出し、冷たいものや歯ブラシの刺激が象牙細管を通って神経に伝わって起こります。自分では気づきにくいですが歯をくいしばることで歯の根元付近にひずみをおこし、エナメル質と象牙質に傷ができることで起こることも よくあります。かみ合わせが悪くて特定の歯に強く力が加わる場合や はぎしりをしていると、その部分の根元が削れて知覚過敏をおこします。毎日の歯磨きでは力を入れないことが基本です。フッ素を塗ったり知覚過敏を防ぐ歯磨き剤も有効です。くいしばり癖が有る場合は、歯を接触させないように意識すること。歯ぎしりがある人はマウスピースを使って歯を保護することを考えましょう。しみてくることは、歯が悲鳴を上げているのです。歯医者で診察をうけ、原因を見つけて早く対処しましょう。                

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