歯周病が認知症の原因になるー歯のセンサー歯根膜の重要性(2015.3.22)

 固形食を食べていたマウスと粉末食を食べていたマウスとでは、粉末食マウスは、脳の中の記憶を司る海馬の神経新生細胞数が、25%も減っていた実験があります。物を噛むと、歯の根の表面にある歯根膜から三叉神経を通して脳へ刺激が伝わり、脳が活性化され、血流量が増加すると考えられます。75歳以上の人の残っている歯数は平均約9本ですが、アルツハイマー型認知症患者の人の残っている歯数は平均して約3本だったそうです。歯根膜はとても、繊細なセンサーで、1000分の5mmの厚みの違いも分かります。手の指よりも精度が高いのです。手の指を失うと困るように歯もなくなると大変です。歯周病は、歯根膜がなくなる病気です。ぼけ予防の為にも、歯は大事です。歯根膜をまもる歯周病ケアを受けましょう。 

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