歯周病は、病気か?老化か?(2015.3.30)

 歯周病の患者数は、厚生労働省調査で約5000万人と推計され、40代以上の日本人の約80%が罹患しているとされています。5人に4人が、歯周病ということは、歯周病は、老眼のように 老化にともなってみんながなるものなのです。子供や若い人がかかる歯周病は病気と言えるでしょうが、歯周病は老化の側面を大きく持っています。老化すると、唾液が少なくなり、口の中が不潔になります。免疫力も低下するので炎症が継続した状態が続き、歯の周りの組織が壊れていきます。老化だからといってあきらめる必要はありません。毎日のブラシで口の中を清潔にし、定期的に歯医者で清掃チェックをし、老化しないような生活を心掛けることが歯周病に有効です。

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