歯ぐきからの出血は、歯を失うサインです(2015.7.13)

 歯と歯ぐきの境目に25グラムの力でプローブを入れプローブが入る深さを測る検査を歯周ポケット検査と言います。4mm以上入る場合は、歯ぐきの抵抗力が落ちていて歯周病になっていると判断します。プローブを入れて30秒以内に出血があることを、BOP(ブリージング・オン・プロービング)+と判断します。歯周ポケットが4mm以内でもBOP+ならその場所は、悪くなっていきます。歯周病は部位特異性の病気で全部が同じように悪くなるわけではなく、悪化の仕方に差があります。歯が磨けていなくてもBOP-ならOKですし、磨けていてもBOP+なら問題です。BOP-なら歯周病は、進行しないということが、分かっています。闇雲に自己流で歯の手入れをしても、ダメで定期的に検査をすることで手入れの仕方もわかるし、安心に結びつきます。

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