家族みんなで子供の誤飲に気をつけよう(2015.7.22)

 窒息や誤飲などで毎年500人近くの乳幼児が救急搬送されています。1歳前後は手にした物は口に持っていきます。乳児は急につかまり立ちや歩行ができるようになるので、子どもの口に入る大きさのものは1m以上高い所に置きましょう。薬、タバコ、おもちゃ、ボタン電池も危険です。目安は、トイレットペーパーの芯を通る大きさの物です。赤ちゃん目線で家の中を点検してみましょう。のどにものがつまったら、意識のある場合、左腕に子どもをうつぶせで頭を下向きにし、背中を強く5回位たたきます。1歳以上の大きな子どもの場合は、両腕を子どもの体にまわし、コブシをおへその上の胃のあたりに当て、上の方へすばやく押しつけます。応急処置をしてうまくいかなければ、迷わず救急車を呼びましょう。その場合、年齢と子供の状態、飲み込んだ可能性のあるものを伝えましょう。誤飲が起こらないように、家族全員で気をつけることが、第一です。

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