歯ぎしり軽減のための姿勢と呼吸(2015.8.19)

 歯ぎしりの原因は多種多様で、完全な予防法はありません。対症療法を組み合わせ、できることから始めてみましょう。 就寝前はリラックスタイムにしましょう。枕を低くして、枕の上に首の付け根までのせ、上を向いた姿勢で寝るようにします。枕が高いと食いしばりやすくなります。次に鼻呼吸ができるようにします。鼻が悪い人は、鼻を治すことが先決です。どうしても口で呼吸する人は、上下の唇3カ所ぐらいにテープをはることを、おすすめします。口呼吸は舌が下がり結果として食いしばりにつながります。 昼間の意識も就寝時に関係します。歯と歯を噛みしめていると気が付いた時は、深呼吸をするようにする。日常生活で笑うように心がけます。そして歯を壊さないために歯科医院で、正確に合わせたマウスピースを作ってもらうことです。保険適応で7000円ぐらいでできます。歯ぎしりをなくすのではなく、うまくつきあうことが、大事です。

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