口臭を防ぐには夜の念入りな歯ブラシが重要(2015.10.7)

 睡眠中は唾液量が少なく、口の中が乾燥した状態(ドライマウス)になります。この状態は細菌が最も増殖しやすい環境です。口腔内細菌は睡眠後3時間で、爆発的にその数が増えていき、約8時間で、細菌数は飽和状態に達します。予防法は、夜寝る前にしっかり歯磨き(10分以上が理想)をして、口臭の元となる歯垢を取り除いておくことです。歯磨き粉は使わなくても、唾液の抗菌成分がその代わりを果たしてくれます。また、朝食を食べないと口臭は、午前中に引き継がれます。朝は、忙しくても朝食をとることが大事です。朝食が食べられない場合は軽く歯磨きした後、マウスウォッシュを使うことをおすすめします。口臭予防は唾液をたくさん出すことが、重要です。

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