ラグビーは「紳士のスポーツ」(2015.10.12)

 ラグビーワールドカップは、日本チームの活躍で盛り上がりましたね。2019年日本でのワールドカップが、楽しみです。ネットでラグビーが「紳士のスポーツ」と言われる由来が書いてありました。ラグビー発祥のイギリスは、階級社会で昔は上流階級と労働者階級の経済格差が大きく、上流階級は栄養価の高い食事をとってスポーツで体を鍛える時間があったので頑健な肉体を誇っていました。それに比べて労働者階級の子供たちは満足に食事を取れず成長しても背が低く、痩せていたそうです。こうした支配者側の人々のことを「紳士」とイギリスでは呼んでいました。ラグビーは背の高いゴツい人間にとって有利なスポーツです。つまり「ラグビーは紳士のスポーツ」というのは、ラグビーが肉体的に頑強でたくましい上層階級の人々のスポーツということだったのです。ラグビーでは、3年その国に居住していれば、国籍が異なっていてもナショナルチームに加われるという特別ルールがあります。体格の違いが露骨に出てしまうスポーツなので、そうしないとワールドカップでは一部の国ばかり勝ってしまうからでしょう。小さな日本人が、大きな相手に勝つラグビー、世界の人々に人気があるのがわかります。2019年までに、4年あるということは世界中の誰でもが日本チームにはいることができると言うことです。体格の劣る日本人と一緒に戦ってくれる世界のラガーマンが現れることを期待しています。

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