知覚過敏に効果がある方法いろいろ(2015.10.31)

 冷たいものを飲んだり食べたりすると、歯がしみることがあります。この症状を”知覚過敏”といいます。知覚過敏は歯の根元やかみ合わせの部分など、エナメル質が失われて、象牙質が露出してしまっているところに刺激が加わることで起こります。冷たい熱い酸っぱいなど乾燥によってもしみることがあります。リカルデントガムやポスカムガムには、CPP-ACPが配合されており、歯のしみを抑える効果があります。CPP-ACPは非結晶性のリン酸カルシウムで、エナメル質や象牙質の隙間を埋めて、歯のしみを防ぎます。また、ほうれん草や里芋、とろろ、こんにゃく、筍などにはシュウ酸が含まれているため、効果は弱いのですが知覚過敏を一時的に和らげる作用があります。知覚過敏は 虫歯や歯周病歯、かみ合わせや歯ぎしりなどでも起こることがあります。症状が改善しない場合は、なるべく早めに歯科医院を受診してください。

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