口呼吸はインフルエンザになりやすい(2015.11.4)

 インフルエンザの流行は毎年、12月から2月です。空気が冷たく乾燥してくると、空気中のウイルスの生存率が高くなります。インフルエンザに感染した人のくしゃみには、ウイルスが約200万個、咳1回で約10万個が2m先まで飛び散るといわれています。口呼吸では、冷たく乾いた空気が直接のどや気管に送られてしまい、ウイルスに感染しやすくなります。鼻呼吸が出来ていれば、吸い込んだ空気中のウイルスが鼻腔の粘液や繊毛によってキャッチされ、さらに鼻腔内の湿り気と温度でウイルスの生存率が下がります。鼻づまりがある人、唇が分厚くて乾燥しやすい人は口呼吸していると考えられます。口もとをしっかり結ぶクセをつけるよう、心掛けましょう。

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