今日は世界糖尿病デー、自分の血糖値知っていますか?(2015.11.14)

 現在、日本の糖尿病人口は予備軍も含めると2200万人を越えて、今後、ますます増加することが心配されています。若い人達も将来4人に1人は糖尿病になってしまう計算になります。ひとたび糖尿病になると、生涯にわたり、食事制限が始まります。血糖値が高くても、痛くも痒くもありません。“自覚症状がない”ところが、糖尿病の怖いところです。しかし、慢性的に血糖値が高い状態が続くと、少しずつ全身の血管が傷つき、心筋梗塞、失明、手足の切断、腎臓機能停止などの耐え難い未来が待っています。糖尿病というのは健康な人に比べて、“血管の老化が15年加速する”病気です。若々しい体を保つためには、日頃から血糖値を低く保つこと、すなわち「おなかがへる」ことが秘訣なのです。できるだけ間食をしないこと。寝ている間はエネルギーが必要ではありません。夜や寝る前に食べることも要注意です。世界糖尿病デーのシンボルはブルーサークル(青い輪)、日常生活で青い色を見たら、血糖値を正常に保てる食生活が出来ているか考えてみましょう。

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