NHKスペシャル 認知症革命 認知症の予防について(2015.11.16)

 がんや糖尿病が増えていますが、それより怖いのは自分の記憶がなくなる認知症です。自分だけでなくより多くの人に影響を与える病気です。認知症の人が、急増すると予測される日本で、今私たちは何をしたらいいのか。「認知症予防」の最前線が紹介されていました。特に注目するのは、”MCI”(軽度認知障害)と呼ばれる認知症の一歩手前の段階です。最近の研究で、MCIの段階で発見して対策を行えば、認知症への進行を食い止め、予防できる可能性が明らかになってきました。重要なのは、自分や家族がMCIかどうかをいち早く見極めることです。フィンランドのフィンガー研究ではライフスタイルを変えることを2年間続けることで認知機能が25%アップしたと報告されています。1日30分の早歩き、筋トレ、塩分脂肪を控え魚野菜を食べる、神経衰弱のようなゲーム10分する。血管や神経の老化を防ぐ生活を心掛けることが認知症の予防に重要ということです。歯が少ない人も認知症になりやすいと言われています。歯を失う歯周病や虫歯の対策も始めましょう。

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