よく噛むと便秘が治る(2015.11.25)

 口の中で唾液と混ぜて咀嚼されることで胃や腸に入る食べ物が早く消化されます。良く噛まないと消化時間が長くかかり便として外へ排出できなくなってしまいます。噛むことで便を押し出すために必要な「ぜん動運動」の活動も高まります。便秘状態になっている人の胃腸には、“水分”がほとんどない状態になっています。水分がないと便もスムーズに排出できません。良く噛むと食物は、水分をよく含んだ状態になります。水分をよく含んだ状態は、胃腸にたまっている老廃物や毒素をスムーズに排出してくれます。このように、よく噛むことと便秘は深いつながりを持っているのです。便秘は痔や大腸がんなどの原因にもなります。一口30回噛みが推奨されています。よく噛むことは、体の健康のためにも重要です。

                            B便秘 咀嚼.jpg