自分の世界標準の歯周病診断は?

2018年アメリカとヨーロッパの歯周病学会が歯周病の診断基準を決めました。

重症度と進行度を表す診断です。(がんの診断と似ています。)

重症度は4段階( ステージⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ )でⅣが一番重度です。

進行度は3つ(グレードA、B, C)でCが進行が速い状態です。

一番軽いのがステージⅠグレードAで、一番ひどいのがステージⅣグレードCです。

歯周病の治療を行うとこのステージやグレードは改善します。(5年毎に再診断します。)

急速な進行グレードCと診断される条件には、喫煙1日10本以上

糖尿病であることが含まれます。

歯周病は歯だけでなく全身の病気にも関係することが

分かってきています。

体の検診だけでなく歯や歯ぐきの健康のためにも歯科にチェックを

受けましょう。

下の表のプロービングデプスというのは歯周ポケットの深さで

歯科医院で測ってもらえます。ポケット深さ5mm未満ならステージⅡです。

ステージⅡ以内でグレードBまでなら定期的にメインテナンスを受けることで

歯を失うことは少ないです。

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