鼻は天然の高機能マスク
新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入らなくなっています。しかし、鼻で呼吸をしている
限りにおいては、鼻は高機能マスクの働きをしています。
岡崎好秀先生の本に鼻のすごい働きが記されています。
鼻の中は毛細血管が多く空気が温められ喉付近では30°近くになります。
また、鼻の粘膜からはベタベタした粘液が出て毛が生えています。
毛と粘液の働きでほこりや細菌などが体外に出されます。これが鼻くそです。
ウイルスは低温と乾燥を好みます。鼻は温度と湿度を上げて細菌やウイルスを
ブロックしているのです。鼻が詰まって口で呼吸していると直接のどに乾燥した
冷たい空気と細菌やウイルスが入り病気になる確率が高まります。
それを防ぐためには、マスクも必要ですが、鼻づまりの原因を除去できれば
一番いいです。矯正治療や舌のトレーニングが鼻づまりに有効です。