歯ブラシが下手なのではなく歯ブラシだけでは、虫歯や歯周病は防げないのです(2015.2.18)

 歯ブラシに時間をかけても、両隣の歯と接触している所(コンタクトポイント)の掃除は出来ません。ここは、デンタルフロス(糸ようじ)を使います。そしてコンタクトポイントの真下の歯ぐきは、食べ物が当たらないため刺激が少なく、細菌に対する抵抗性が弱くなっています。30―40代になると、免疫力が低下し唾液も少なくなり、コンタクトポイントは虫歯、コンタクトポイント真下の歯ぐきは歯周病になってきます。この歯ぐきの抵抗性を増すために、爪楊枝に毛がはえた歯間ブラシを使います。大昔、人間はもっと硬い物を食べていました。コンタクトポイントは、隣り合う歯との摩擦で掃除できていました。硬い食べ物は、歯ぐきを自然にマッサージし角化が進んでいました。硬い物を良く噛んで食べないことで口の中の細菌に対する抵抗性は、下がっています。歯や歯ぐきを守る為には歯ブラシだけでなく、糸ようじと歯間ブラシの使用が必要です。

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