ドラゴンイヤーに映画「テンペスト」(2012.1.4)
今年は、龍年、ドラゴンにちなんだお話を紹介します。
池上永一原作の「テンペスト」です。
19世紀の琉球王国(沖縄)で繰り広げられる、波瀾万丈
の歴史ロマン。琉球の運命を変える龍の子として生まれた真鶴。
その名前と女を捨て宦官 孫寧温として王宮にあがり 政治を担う
評定所筆者として王政の財政改革や列強からの圧力に立ち向かう。
幾多の困難や苦境におちいりながらも懸命に生き抜く人生を描いています。
原作はつっこみを入れたい所も多々ありますが、そんなんスルーできる程の
物語のおもしろさ、寧温のスマートなかっこよさに何度も目頭が熱くなりました。
映画は28日から映画見る前に原作を読めば より楽しめると思います。
2月にはデビッド・フィンチャーの「ドラゴン・タトゥーの女」も公開します。
フィンチャー好きなのでこれも楽しみです。