ひとりで死んでも孤独じゃない「自立死」先進国アメリカ(2012.3.14)
新潮新書 矢部武氏の本を興味深く読みました。最近、日本では
誰にも看取られず亡くなって何週間も発見されなかった孤独死の
悲惨な状況が取り上げられています。 著者は、アメリカでは一人で
生きる事が前提の社会でそのため最低限 孤独死を防ぐあるいは
早く死者の発見ができる対策が行われていると書いています。
親は子供に一人生きることを教え、一人で生きる事の自由を大切に
しています。孤独死ではなく自立死という考え方です。
日本でも後20年後には、独居者が4割を超えるといわれています。
いまの介護保険の枠組みでは、追いつかない社会になるでしょう。
そこで一番の問題点は、病気です。生活習慣が原因の病気には、
予防法が進んでいます。自立した生活を送るために、まず自分の
体を見直し自立した生活が送れることが重要だと考えさせられました。