子どもの矯正治療と歯を抜くこと(2012.3.20)
子どもの時から矯正治療をする長所は、成長を味方に
出来る事です。歯並びが悪いと、唇がとじにくいこと、
うまく噛めないことで、あごの成長に悪影響がでます。
そのまま放置し、大人で矯正すると成長不足の穴埋め
として大人の歯を抜き歯を並べる事が多いです。
一般的には 犬歯の後ろの歯(小臼歯)を抜きます。
しかし、抜いた隙間でちょうど歯が並ぶかは、疑問があ
ります。抜いた歯の後ろの歯が倒れてきたり、アゴの関
節に異常が出たりすることもあります。
歯を抜かないでもきちんと唇が閉じられて、上下の歯で
しっかり噛めて、見た感じもおかしくない歯並びは、早く
矯正治療を始めるほど得られる可能性が上がります。