「マイナス1歳からはじめる虫歯予防」(2012.4.13)

岡山大学小児歯科仲井雪絵先生のマイナス1歳からはじめる

虫歯予防を紹介します。マイナス1歳とは妊娠したお母さん

が子供を虫歯にさせない方法です。

 生まれる前、赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。

生まれると主に母親の虫歯菌が子供に感染します。

 北欧などでは妊娠するとお母さんの虫歯菌がどの程度

いるか検査し、虫歯菌を減らして、生まれる子供の虫歯

菌に感染する機会を少なくします。

 虫歯菌を減らす方法は、虫歯菌の定着を阻害するキシリ

トールガムを1日4回かんでもらう事を 3ヶ月続けます。

 2歳までに虫歯菌が歯に定着しなければ、虫歯になりにく

い歯ができます。

 歯ブラシをいやがるようになったり、小さいうちから歯の

治療をするのはみんなのストレスになります。

 ガムだけで解決できれば、いい方法です。