[ 鈴木隆一著「味覚力を鍛えれば病気にならない」(2013.9.17)
鈴木隆一さんの「味覚力を鍛えれば病気にならない」を読みました。
安くておいしい物が、すぐに手に入ることの、弊害を述べています。
調味料や食品添加物がたくさん使われていることが弊害です。
調味料が、たくさん使われると素材の微妙な味が分からなくなり、
濃い味を好むようになります。糖尿病肥満になる人は甘味を感じにくく
高血圧になる人は塩味を感じにくいという研究結果があります。
また、添加物は、味わうことに大事な亜鉛の吸収を妨げます。
ひどくなると、味覚障害という病気になります。
そのためには食べ物そのものの、味をよく認識し、旬のものを食べ
ことを心掛ける必要があります。
特に子供の頃に、ジャンクフードばかり食べていると、体に
良くない物がおいしいと感じる味覚が形成されてしまいます。
この本には、味覚の鍛え方ものっていますので参考にして下さい。
味覚のためには、奥歯でよく噛んで味わうことも大事です。
歯の健康も心掛けて下さい。