歯もひびが入って割れることが、あります注意して下さい(2014.3.23)

歯の喪失原因の3位は、歯の破折によるものです。事故で歯が破折することもありますが、噛む力が強い場合や くいしばり癖により、神経をとった差し歯に ひびがはいり、割れることが多いです。

ひびは、初期にはレントゲンでも分かりません。噛んだ時の痛みや腫れてきて気づきます。その時点で歯が保存不可能な場合が、多くあります。何度も治療をしている歯、食いしばり癖のある人、虫歯が多い人など要注意です。予防法としてはフッ素を積極的に使う、マウスピースをする、歯垢の清掃状態チェックを歯医者でしてもらうことです。一番大事なのは、歯の神経を取るようになるまで、虫歯を放置しないことです。小さな虫歯が見つかったら、予防処置を強化し、治したほうがいい状態なら早く治療をすることです。また差し歯の差し込み部(コア)を金属(メタル)でなく、歯と同等の硬さのファイバーポストにする事も有効です。かかりつけの歯科医を作り、定期的な予防メインテナンスを継続することが破折予防に有効です。

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