歯周病と糖尿病と脂肪の深いー関係(2014.4.16)

日本人の糖尿病は、治療中の人は200万人以上(40年で65倍)疑いがある人を合わせると1000万人以上、10人に1人です。体に入った糖分はエネルギーになり、余分な糖分は脂肪で貯められます。糖尿病と密接な関係を持っているのが脂肪から作られる物質(TNFα)です。これは体に入った糖分を脂肪に変換させない働きをします。体脂肪を増やさない物質です。体脂肪を増やさない物質、ダイエット物質です。だから余分な糖分は血液中にあふれ、血管を傷つけます。歯周病菌もこの物質をだすので、糖尿病を悪くします。糖尿病と歯周病は似ていて静かに進行し、気がつくと重症化している病気です。 重度歯周病を治療すると糖尿の検査値HbA1cが最大1%下がると言われています。これは手足の切断を40%以上、心筋梗塞を10%以上予防できることが分かっています。糖尿の疑いのある方は、歯周病の検診も受けましょう。

太る 病気.png