歯がしみる知覚過敏は歯を失う危険信号(2014.6.10)

暑くなってくると冷たいものがおいしくなります。その時、気になるのが歯がしみる知覚過敏です。歯の一番外側は感覚のないエナメル質で、その内側に象牙質があります。象牙質は、冷たい熱いを感じます。知覚過敏が有ると言うことは、歯の表面に象牙質が露出した状態です。　歯と歯肉の境目は、エナメル質が薄く、歯ブラシを強くやりすぎると象牙質が露出します。また、食いしばりや歯ぎしりも境目のエナメル質を壊します。歯周病で歯肉が下がっても知覚過敏が起こります。　この状態は戻ることはなく、境目は将来、虫歯にもなりやすくなります。正しい歯ブラシを歯科医院で教えてもらい、定期的に虫歯予防のフッ素を塗ることが必要です。