つらい関節の痛みを伴う関節リウマチと歯周病の深い関係(2014.6.19)

歯周病は関節リウマチの病態に深く関与しています。関節リウマチが進行すると関節の痛みが持続し、あちこちの関節を動かす事ができなくなります。歯周病は歯ぐきの炎症を慢性的に起こし、その時に出る物質(炎症性サイトカイン)インターロイキン6が肝臓に作用し リウマチ因子となるCRPを増加させます。また、歯周病が血液を介して関節に移動する事も確認されています。リウマチは40-60才代で発症します。歯周病もこの年代から進行していきます。検診でリウマチの疑いを指摘された方やリウマチの血縁がある方は歯周病検診も受けましょう。歯周病治療と口腔ケアの徹底は関節リウマチ予防と治療の第一歩です。

                 関節リウマチ.jpg