歯に詰めた金属とアレルギー(2014.6.22)

歯に詰めた金属が原因で金属アレルギーになり、体に湿疹ができることがあります。以前 NHK「ためしてがってん」で何故、金属アレルギーになるかを説明していました。例えばネックレスなど体と接触する物、そして体についている細菌、それと擦り傷があると金属アレルギーができるそうです。傷を通して細菌と金属の細かい物が体に侵入します。体は細菌と金属両方を異物として捉え、攻撃します。これを覚えている体は、金属だけでも細菌の仲間と思い攻撃してきます。予防法としては、一般的にアレルギーを起こしやすい金属を体に直接、接触させないこと。細菌を少なくするよう体を清潔にしておくことです。口の中も同じで、細菌がいっぱい口の中にいると金属アレルギーを引き起こします。歯科の保険適応の金属はパラジウムが入っています。まず、口の中のクリーニングを怠らないようにしましょう。

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