歯の寝たきり状態にならないために(2015.3.28)

 障害高齢者の能力に合わせた寝たきり度判定基準があります。Jランクは自立、Aランクは屋内では自立しているが助けなしには屋外に行けない(準自立)Bランクは屋内、屋外とも介助が必要、Cランクは寝たきり状態です。歯科での寝たきり判定基準は有りませんが、噛む能力と飲み込む能力によって同じようにランク分けできると思います。自分の歯で問題なく食べられるのが自立、入れ歯や差し歯、ブリッジなどで食べられている状態(準自立)歯が有るけど食べられない、歯がなくなって入れ歯も入れていない状態が歯の寝たきり状態です。この状態が続く結果、体力が落ちてきて本当の寝たきり状態になります。また、歯がないこと噛む刺激がないことで早く認知症になることも報告されています。あなたの歯は、現在 何本ですか 何本の歯を年取っても残したいですか。これが答えられなければ、知らないうちに、歯の寝たきり状態が訪れます。

                      H歯の寝たきり度.jpg