食いしばりによって起こる危険(2015.7.15)

 椅子に座って目を閉じて軽く唇を閉じて下さい。その時、上下の歯のどこかが当たっている場合は、くいしばり癖があります。歯と歯は、普通は隙間が2mmほどあります。(安静空隙といいます)歯と歯が接触する時間は1日15分ぐらいと言われています。くいしばり癖のある人は、1-2時間歯が接触していて、歯や筋肉に負担がかかっています。その結果、歯がしみたり痛む、歯がすり減る、詰め物が取れる、歯が割れる、肩や首がこがかかっています。姿勢やストレスなどが、歯を食いしばりやすくしています。食いしばりは、癖なのでまず癖を意識すること。何時どこでやっているかを考え、昼間は歯を離すと書いた紙を貼ること(好きな人の笑顔の写真でもいいです。笑顔になると歯は離れています。)夜は、マウスピースをすることをオススメします。食いしばり癖は、歯の寿命を短くしますので歯医者さんに相談して対策を考えましょう。

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