子供の歯ぎしり大丈夫?(2015.8.26)

 我が子が歯ぎしりをすると、何か病気かと思い、病院に行ったほうが良いのかなと考えているお母さんも多いのではないのでしょうか?しかし、実際は10歳まで子供の約40%が歯ぎしりをすると言われています。なんと赤ちゃんの頃から歯ぎしりをしているのです。歯ぎしりは子どもの成長過程で起こる行動の一つです。大人の歯に生えかわる期間に歯ぎしりをする子供が多いのです。この頃の子供は成長に伴って顎も大きくなります。しかし、歯は大きくならないので、歯と歯の間に隙間が出来てしまいます。この時、歯の噛みあわせが悪くなるので、歯ぎしりをすることでかみ合せのバランスを調整しています。同時に永久歯が生えてくるスペースも確保しているのです。この時期の歯ぎしりは順調に成長している証拠なので治す必要はありません。しかし、永久歯に生え変わっても歯ぎしりが治らない場合は歯や顎の関節などに障害が出ることがあります。そんな時は、歯医者さんに行って診察してもらいましょう。

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