あなたの歯は何本か知っていますか?(2015.9.3)

 日本では 6年ごとに歯科疾患実態調査が行われ、日本の歯科疾患の有病状況が示されています。平成23年の調査では80才の歯の数は13本です。親知らずを含まない大人の歯の数は上14本、下14本 合計28本。80才までに平均15本、歯を喪失することになります。毎年、平均的に歯がなくなるのではなく、40代で1本、50代で2本、60代で3本、70代で9本と年齢が上がるにつれて歯の喪失が加速していきます。痛いときだけ歯医者に行く人はこのような経過をたどります。虫歯や歯周病の予防の為に通院を続けていると、歯を失わないことが臨床研究で証明されています。人生において歯はなくてはならないものです。専門的なケアを受けている人が、生涯にわたって自分の歯で食べて味わうことができます。

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