NHKEテレ「浦沢直樹の漫勉」 東村アキコ「かくかくしかじか」(2015.9.11)

 NHKEテレで浦沢直樹の漫勉という番組やっています。その作品の出来る過程の映像を見ながら漫画家同士での対談番組です。一回目は、2015年の漫画大賞受賞者 東村アキコさんです。漫画大賞受賞作品「かくかくしかじか」を紹介します。宮崎県の片隅で、絵の天才だと信じ少女漫画家になることを夢見ていた林 明子(東村アキコ)。「美術大学に進学し、在学中に漫画家としてデビューする」という計画を立て、高校3年で日高絵画教室の美大進学コースに入る。 しかし、講師の日高健三に今までの自信と天才との思い込みを粉々に打ち砕かれ、待っていたのは竹刀のスパルタ指導、毎日、同じ石膏模型のデッサン。そして、厳しくも優しい一直線の恩師・日高先生と、調子者のミラクルガール・明子が、ときに反発しながら二人三脚で美大受験を行う。大学生活、就職、仕事……漫画家としての人生に至るまでを描いた自伝漫画。(Wikipedia)何かに上手くなることは、おもしろくない反復練習、その中で何を感じることができるか。自分の甘えに勝つためには、きびしい存在が必要で、それがあっての成長なのだなと思わせる漫画です。全5巻、笑えて、そして感動出来る作品です。

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