虫歯と生活習慣との深い関係(2015.10.19)

 虫歯は生活習慣と強い関係があります。口の中は生活習慣によって虫歯になりやすい環境に変化します。虫歯菌が歯に定着し歯に残っている甘い物から酸を作り、その酸が歯に長く作用し虫歯になります。歯ブラシだけではいくら磨いても虫歯菌がなくならない場所があります。それは歯と歯の接触点(コンタクトポイント)です。歯と歯の間は、糸ようじ(デンタルフロス)を使うことで虫歯菌をとることが出来ます。糸ようじの本来の目的は詰まった物をとるのではなく、接触点の虫歯菌を掃除することです。虫歯菌は夜に繁殖するので毎晩、糸ようじをすることが大事です。それとフッ素入り歯磨き剤をたっぷり使い、出来るだけ歯に残すことも大事です。しかし、一番重要な生活習慣は、定期的に歯医者に通い、虫歯菌が増えていないか、歯の掃除がきちんとできているかをチェックしてもらうことです。手遅れにならぬよう、歯に良い生活習慣を始めて下さい。

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