40才を過ぎたら歯の根元の虫歯に、ご用心(2015.10.20)

 40歳をすぎると歯周病にかかる人が増えてきます。歯の根元を覆っている歯肉が下がり、根の露出が始まります。根元は軟らかいので酸で溶けやすくなっています。(根の部分はpH6.2歯の固い部分はpH5.5で溶け始めると言われています)酢の物や柑橘系の果物、唾液の減少と水分補給の不足、食後の歯の間のお手入れの不十分などの理由で根表面は容易に溶け、虫歯になります。フッ素は歯を硬くして虫歯や酸蝕を防ぎます。40才を過ぎたら、根面が虫歯にならないように、歯医者で歯の根元のクリーニングとフッ素塗布を受けましょう。 

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