歯を長く持たせるためには、治療だけ行ってもダメです

虫歯や歯周病は、突然成るわけではありません。

口の中の細菌の蓄積(歯垢形成)によって自覚症状がでます。

自覚症状関係なしでの定期的な現状分析(検査)とクリーンアップ(専門家の掃除)が重要です。30年に及ぶスウェーデンのアクセルソン・リンデの研究では、歯科への定期的な通院により、ほとんど虫歯もできず歯もわずかしか失われませんでした。

高齢者でも25本以上の歯を残すことができています。しかし、定期的な通院だけでは、足りません。それは、何か?それは、自分で行うプラークコントロール(歯ブラシを使った歯垢除去)です。

歯が25本以上残った人のプラークコントロールのレベルはプラークが全体の歯の2割しか残っていませんでした。

歯を長持ちさせる、3本柱は、定期的な検査と専門家によるクリーニング、自分で行うプラークコントロールです。人生80年の時代、死ぬまで好きなものが、食べられる歯のために、3本柱を実行しましょう。