2021年11月5日 / 最終更新日時 : 2021年11月5日 藤井歯科医院 お知らせ 歯周病の再生療法 「成功の必要条件」 歯周病の再生療法成功のための必須条件は細菌のコントロールです。歯ブラシ時間や方法など患者さんの協力がなければ不可能です。次に検査と診断です。歯の支持骨の喪失状態を 前もって把握できることで最適な手術ができます。プラークコントロール、CT撮影、マイクロスコープが必要と考えます。2021年の再生療法に対する研究結果の総括論文では、 歯周再生療法は他の手術に比べ歯周ポケットを浅くし、喪失した組織を回復させ、歯の保存に貢献すると結論づけています。
2021年11月4日 / 最終更新日時 : 2021年11月4日 藤井歯科医院 お知らせ 歯周病のレントゲン検査は重要です 歯周病の検査は歯周ポケットを測る検査とレントゲン検査があります、歯周病の歴史とその歯の将来を知るためにはレントゲン検査も必要です。歯の頭と根の境から3mm以上歯がなくなっていれば 10年後その歯がなくなる可能性は70%と報告されています。進行させないための方法を歯医者ではじめましょう。早ければ、再生療法という手もあります。
2021年11月1日 / 最終更新日時 : 2021年11月1日 藤井歯科医院 お知らせ 歯周病は血管にダメージを与えます 歯周病菌が歯ぐきの血管に入ると歯周病菌の毒素などが、血管に血栓を作ったり血管の内壁に傷をつけます。その結果、様々な場所での血管の破れや詰まりが起こります。血圧に高い人、コレステロールの高い人、糖尿病のある人は特に注意が必要です。 脳梗塞や脳出血になれば自分だけでなく周囲にまで迷惑をかけます。自覚症状がなくとも歯周病の検査を受け、血管の病気にならないよう心掛けましょう。
2021年10月30日 / 最終更新日時 : 2021年10月30日 藤井歯科医院 お知らせ 歯と歯が接触する時間が、歯を壊す時間です。 上下の歯の接触は、会話や食事、飲み込む時におきます。1日の歯の接触時間は約20分とされています。何もしていないときは、上下の歯は接触していません。背筋を伸ばして頭を真っ直ぐ立てた状態で歯と歯が接触している人は、歯牙接触癖という悪習慣がついています。この癖のある人は、歯ぎしりのように音がしなくても夜にも歯を食いしばっていて歯や筋肉に大きなストレスをかけています。口を開けて見て、頬っぺたの内側に線状のふくらみがあったり、舌の縁ががたがたになっているのはこの癖の徴候です。 昼間は自分の意識で歯を離すこと、夜は歯を守るためのマウスピースをお勧めします。
2021年10月29日 / 最終更新日時 : 2021年10月29日 藤井歯科医院 お知らせ 自己判断の歯ブラシでは歯周炎の進行を防げません 歯ブラシで歯垢をとることで歯周炎の進行を抑えることができます。歯垢はそのままでは見えないので歯垢染色でついている場所をチェックします。 残っている場所が全体の10-20%の範囲でないと歯周炎は悪化すえる可能背が高くなります。歯垢染色してチェックするのは自分ではできません。 よって歯科医院で調べてもらうしかありません。3-6か月毎に定期的に歯科医院でチェックを行いましょう。
2021年10月15日 / 最終更新日時 : 2021年10月15日 藤井歯科医院 お知らせ ガンのステージ分類と歯周病炎分類新国際基準とを比べる 2017年11月に世界の学会主要メンバーが歯周炎の新国際基準を 決めました。ガンのステージ分類に似ていてステージを4段階に 分けています。 ステージⅠ、ステージⅡは軽度の歯周炎、ステージⅢ、ステージⅣは 歯周炎が進行し、 […]
2021年10月13日 / 最終更新日時 : 2021年10月13日 藤井歯科医院 お知らせ 深い歯周ポケットは、何故悪いのか。 歯周病の程度を知るためんはプローブという器具を使った歯周組織検査が必要です。 歯と歯肉の境目に軽い力(25g)で器具をいれ抵抗がある歯ぐきの深さを 歯周ポケット深さと言います。2-3㎟が健全、4mmが要注意、5mm以上に […]
2021年8月27日 / 最終更新日時 : 2021年8月27日 藤井歯科医院 お知らせ 歯周病の分岐部病変について 奥歯の歯周病が進行すると歯の根の分岐部に歯周病が進行します。分岐部病変は、治療が難しく重度になりやすくなります。早期発見し、専門医に診てもらいましょう。
2021年8月26日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 藤井歯科医院 お知らせ 歯周病の再生療法について 現在使用されている歯周病再生療法の薬とその特徴を説明します。術式はフラップ手術。歯根を露出させ再生薬を塗布します。20年以上歴史があり付着獲得に特化した医療保険外のエムドゲイン、5年未満で歯周組織全体を増やすための医療保険適応の国産のリグロスがあります。適応条件は限られます。 前提として口の中の歯垢を少なくすること、歯石をとること、継続的なメインテナンスをすることなしには成功はありません。
2021年6月19日 / 最終更新日時 : 2021年10月8日 藤井歯科医院 インプラント症例 歯を失わなわないための機能を考えた修復治療 歯がなくなる原因は細菌と力です。まず、口の中の細菌をできるだけ減らす。次は、歯に強い負担がかならないよう骨格や筋肉を調べ、生体に無理のない歯並びを作ります。